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静岡県看護協会研修会-現場の声(3)

看護管理者の悩みと思い-ハラスメントの行為者&被害者

 言うまでもなく、病院は働く人の多くが国家資格を有する「資格者集団」です。資格をもつ者ともたない者、資格保有者でも優越的な立場にある者と指示される者など、優越的な立場にある者が何気なく言ったひと言が相手に「ノー」と言えない状況をつくり出すこともあります。医局ほどではないにしろ(大学病院の医局でその傾向は薄れてきているといいますが…)、看護部でも多少なりとも「徒弟文化」が脈々と受け継がれています。それがプリセプター制度の弊害であったり、「新人なのに残業申請するの?」という意識であったりします。こうしたことがハラスメントの温床になりやすい面があるのが病院組織の特徴でもあります。

カテゴリー: 医療

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