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福岡県看護協会のオンライン研修   改めて振り返ると

 いろんなことに忙殺されて、昨年9月以来しばらくサボっていたブログを再開します。今後も投稿は不定期になると思いますが、医療労務コンサルタント・社会保険労務士として、少しでも有益となるような情報をアップしていきたいと思います。

 今回は、今年1月に研修講師を務めさせていただいた福岡県看護協会のオンライン研修について今更ながら振り返りたいと思います。オンライン形式では自身最長となる約5時間にわたりしゃべり倒す研修となりました。

 この研修は、福岡県内の病院に勤務する主任・看護師長・副看護部長など看護管理者を対象に、「労務管理に必要な知識を学び、健康で安全な職場・風土づくりについて理解する」をテーマに開催。午前10時から午後4時、昼休憩を含めて80分の休憩時間を除いた約4時間40分のロングランとなりました。私が作成した研修資料は以下のとおり。

【テーマ】働きやすい職場をつくる労務管理

     ~ 労基法の「基本のキ」から労務マネジメントの「ツボ」まで

 第1部 労働時間のマネジメント

     ▶時間を管理することで働きやすい職場に

 第2部 安全・安心のシフトワーク

     ▶休日・休暇のマネジメントに尽きる

 第3部 育児・介護休業支援

     ▶2025年法改正を控えて理解すべきこと

 第4部 ハラスメントのマネジメント

     ▶「パワハラ」と「指導」の線引き

 番外編 メンタルヘルスのマネジメント

 看護職を対象にした研修会で私が常に心掛けていることは、「わかりやすさ」を大前提に、看護現場の「事例」を通して説明し、理解してもらうことです。例えば、「看護管理者は変形労働時間制も知らない」とよく言われますが、変形労働時間制を法律論で説明してもほぼ理解してもらえません。私は「変形労働時間制」という言葉はできるだけ使いません。「勤務表」を使ったシフトワークの事例で説明すると、変形労働時間制の仕組みを確実に理解してもらえます。

 しかし、5時間余りは長い……。以前、千葉県看護協会で看護管理者を対象に5時間の対面研修の講師を務めた際、最後は声枯れしてへとへとになり、終了時に(同情的な?)盛大な拍手を贈っていただいたことをよく覚えています。そこまではいかなくても、オンラインは孤独がゆえに長時間になるほど辛いものがあります。

参加者とつながれる「投票機能」を効果的に使おう

 Zoomにはさまざまな便利機能がありますが、この研修で効果的だなとあらためて感じたのが「投票機能」です。参加者に質問を投げかけて、回答を収集し、アンケート結果がその場でグラフに表示され、参加者と共有できる機能です。

 講義中、4回投票機能を実施しまた。例えば、労働時間の取扱いとして、「委員会や看護研究の扱いは?」(4択)とか、勤務表作成時において、「休みの希望は何日まで?」(5択)といった質問を投げかけると、参加者の回答結果が1、2分でグラフ表示されます。協会事務局の方が非常に手馴れていたためスムーズに流れたこともとても助かりました。

 オンライン研修は講師の一方通行になりがちですが、投票機能を使うと参加者の状況や情報が収集できるだけでなく、一体感というか、参加者同士の回路がつながった感じがして、とても効果的だなと感じました。

カテゴリー: 医療

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