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事務部門は医療現場で何が行われているかを知らない

コンサルティングや相談業務などで年間60件前後の病院を訪ね歩いている僕が常日頃感じていることは、病院の事務担当者は、医療の現場で何が行われているかという実態を知らないことです。例えば、先輩看護師が新卒看護師を指導するプリセプターシップをがあります。先輩(プリセプター)と新人(プリセプティ)の相性が問題になるなどデメリットも指摘されていますが、そんなことよりも問題なのはこれです。

「教える先輩は残業で、教わる新人は自己研さん」

仕事のできない新人は教えてもらうのだから自己学習で、残業にあらず!  という昔ながらの徒弟制度のような悪習が未だに行われている病院が少なくないのです。そして、いちばんの問題は、そのことを事務担当者はほとんど把握していないということです。
労務管理は「人の管理」とも言われます。クリニックなど規模が小さくなるほど人の管理のウェイトが増します。当ブログでは、病院やクリニックで働く職員が少しでも気持ちよく働ける職場づくりの一助となるような情報を発信し続けます。

カテゴリー: 医療

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