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いまどきナースの〝働き方改革〟

ナースの人材派遣で登録者増加中の「応援ナース」。
主に都市圏の緊急度を要する病院や離島の病院などに、登録ナースを「6か月間」を単位に派遣するというシステムです。

働くナースにとってのメリットは、「短期間」で「がっつり稼げる」こと。
長期旅行がしたい、語学留学がしたい、違う仕事もしたいといったナースにニーズがあるようです。

雇用する側の病院から見たらどうなのでしょうか?

先月訪問させていただいた看護師不足に苦慮する千葉市内の急性期病院(180床)では、これまで5名の「応援ナース」を採用したそうです。
「応援ナース」は即戦力のベテランナースが多いため、人員不足の病棟ではそれなりに重宝するようですが、「常勤ナースの1.5倍」(当院事務長)という高い給与がネック。
5名中1名は当院で常勤に移行したそうですが、これはまれなケースのようですね。

面白いのは登録ナースのライフスタイル。6か月間病院で、がっつり稼いだ働いた後は、スキー場の救護室や山小屋(北アルプスの夏山診療所など)で働いたり、海外旅行に行ったりする人が多いようです。

ある意味、〝働き方改革〟の先をいってますよね。

 

 

カテゴリー: 医療

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