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「残業は業務命令で行うもの」を徹底しよう!

◆なんのための交代制勤務なのか

「交代制勤務で残業になるほうがおかしい」

 夜勤のある病棟勤務の看護職や特養で働く職員の残業の問題は、まずこの認識を持ったうえで考えていく必要があります。緊急の入院対応、患者や利用者の容体急変、人員不足など残業の要因はさまざまありますが、交代制勤務をとる限り、他部署に比べて残業削減はしやすいのだという認識に立たないと改善策は見出せません。

◆事務部門とのダブルチェック

 時間外労働については、所属長が業務命令で部下に指示するか、部下が所属長に時間外勤務を申請し、所属長が残業の必要性を判断した上で許可するというのが基本的な考え方です。
 しかし実際には、申請された時間外業務の内容を所属長がよく確認もせずに全部承認してしまっている。逆に、業務量的に明らかに残業が必要なのに残業を許可しない、申請時間を短くさせたりするなど、所属長の〝パーソナリティ〟により対応がバラバラであったりするため、事務部門とのダブルチェックの仕組みも必要になるでしょう。
 また、緊急入院の対応や患者の容体急変による緊急業務など、時間外業務が「事後承諾」になる場合であっても、業務内容をしっかりと確認していく必要があります。

◆問題職員の残業申請はどうする?

「勤務中の私語が多く、行動に問題のある職員の残業をすべて認めてしまっていいものか」

 こうした疑問を抱く管理職の気持ちはよく理解できます。無駄におしゃべりばかりしているから看護記録が残務になってしまうなどは典型的なケースでしょう。しかし、理由はどうであれ業務である以上は労働時間です。こうしたケースでは、「30分以内で終えるように」と目安となる時間を指示する必要がありますが、なにより日頃から問題を放置せずに指導を徹底することで改善を促すしかありません。

Published in 医療

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